交友関係のそれほど広くは無いワタシにとって、年に数回行われる楽しみな飲み会がある。それがIさん会と呼ぶ会合である。ワタシと既婚男性、そして未婚女性という不思議な3人での飲み会。職場とも特に関係なく、友人というには会う回数が多いわけではない。

この不思議な飲み会はいつ頃から始まったんだろうか。かれこれ5年くらいになるかもしれない。元々の知人であった3人で飲みに行ったのが最初かと思う。この3人という単位が妙にしっくりして、そしてとても楽しい時間だったりする。

ギターを抱え、趣味は無線からクルマと幅広いU氏は多分年下ではあるがとてもためになる面白い話をする相手である。行動的で子煩悩で、いい人がにじみ出るワタシから見ても女の子が放っておかないだろうなという優男というか、そうだなぁ、いい人なんだよ。

可愛らしい小柄な永遠の少女のような女性。彼女もまたいい子だなぁと誰もが思うであろうし、知的で行動力もある。ワタシとU氏がお勧めする、あまり女子が取得しないとある種類の免許を正月早々に取得して意気揚々持参するそんな子。

今年はそれほど回数ができなかったので、忘年会として招集。待ち合わせ場所に現れたIさんはとびきりの笑顔。これまでに見たことが無いほどほれぼれするくらい可愛く見えた。きっと、いい話があるんだろうなぁって会った瞬間思うような、そんな笑顔。

思えば体調を悪くして暗い顔だった彼女を何度も励まして、復帰したあともその可愛いい顔が笑顔になることが増えることがワタシの楽しみだったかもしれない。3人でバカみたいな話して笑って、さっと電車のあるうちに帰宅する。誰の負担にもならない、誰も不機嫌にならない最高の飲み会。

彼女が以前付き合っていた男性と10年以上経って再会し、とんとん拍子にに結婚することが決まったと聞いたときの「やっぱりな!」っていうちょっとした驚きと、ちょっとした寂しさと、そして本当に心から祝福したい気持ち。なんだろうなぁ、親戚が結婚するとかって感覚とも違うし、好きだった子が結婚するとかって感覚とも違う。本当に心の底から良かったって思えるような不思議な気持ち。